冷戦は良いことだ

「冷戦は良いことだ」

トランプ大統領が核戦略を転換すると、ロシアのプーチン大統領は新型核兵器で対抗することを表明しました。これで世界は冷戦になったことを意味します。冷戦は悪いことではなく、世界には良いことです。何故なら、アメリカとロシアの熱戦に至らないからです。

アメリカとロシアが核兵器で睨み合えば、世界は核の恐怖に包まれます。同時に、核戦争にならない世界にもなりました。だから良いことなのです。

核兵器を使えば、上限の無い破壊だけになります。戦争で勝利を追及するならば、共倒れになる核戦争は実行できません。核戦争は共倒れの相殺戦だから、勝利は得られません。だから冷戦として成立するのです。

戦争は歩兵が土地を占領することで勝利を獲得できます。何故なら、土地を占領できるのは歩兵だけだから。大砲も空爆も火力投射だけなので、土地を占領することはできません。核兵器も火力投射だから、土地を占領できません。

核兵器を使えば放射能で汚染されるから、そんな土地を歩兵は占領できません。歩兵が進出して土地を占領できないなら、双方が核兵器を撃ち合うだけで終わります。それでは戦勝国も敗戦国も生まれません。だから冷戦になるのです。

冷戦になると、ソ連とアメリカは間接的な戦争で戦いました。それが代理戦争です。冷戦期はソ連とアメリカの直接的な戦争は発生しませんでしたが、代わりに代理戦争が世界各地で発生しました。代理戦争は紛争として扱われ、戦域が限定された状態で継続しました。

戦域が限定された理由は、紛争が拡大して当事国のソ連とアメリカが巻き込まれない様にするためです。代理戦争をするのは良いのですが、自分たちまで巻き込まれるのは迷惑です。だから他国を用いて代理戦争しても、自国だけは安全圏に置いたのです。

今のアメリカとロシアも同じです。核兵器で睨み合い、代理戦争で間接的な勝利を得る方向に向かっています。だから核兵器の恐怖で核戦争は無くなり、代理戦争がこれからの主流になるかもしれません。

北朝鮮とアメリカが戦争するのか?

実行は可能で簡単です。ですが隣国のロシアが介入する可能性が高いので、悪ければロシアとアメリカの直接的な戦争に発展します。これは双方が危険です。

一番良いのは、韓国が北朝鮮と戦争すること。アメリカは韓国を背後から軍事支援することです。これなら局地的な戦争であり、ロシアもアメリカも代理戦争ができるから安全です。

この仮説が成立するには、ロシアとアメリカがさらに核兵器で睨み合う必要があります。その方が世界には好都合で、核戦争も大規模な戦争も発生しません。その代り、地域紛争が世界各地で発生するだけです。

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