東グータの陥落はシリア内戦の終わりを意味する

停戦決議採択後も10回以上の空爆 シリア首都近郊
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000121634.html

アサド政権・ロシア軍は、停戦決議後も砲爆撃を継続しています。これは本気で東グータを制圧させる意思が有ると見て良いでしょう。

家屋数500~1000の場合

市街の防御側
1:1個ビルの守備兵力:10~20人が必要
2:兵力1万人で市街を保持できる。

市街への攻撃側(市街の包囲が基本)
第1段階(1週間):二方向から市街に接近し敵と接触する。

第2段階(2週間):市街地外苑に自軍の主力部隊を展開させる。さらに兵站基地を設定する。
         市街地には砲爆撃を行い敵軍を分散させる。

第3段階(2日間):砲爆撃による支援により、歩兵を市街地に突入させる。

第4段階(3週間):市街地を区分化し、区画を一つ一つ潰す区分殲滅を行う。
         状況により、包囲の一部を開けて敵に逃げ道を与える。これは逃げる敵を攻撃するため。

市街戦の基本から見れば、今は第二段階の最中です。砲爆撃はこれまで7日間続いたから、さらに7日間続きます。そうなれば、次はアサド政権軍による突入作戦が行われます。

今の流れでは、シリア内戦はアサド政権優勢で終わりに向かっています。シリア内戦を終わらせたいアサド政権・ロシア軍は、アメリカの妨害を排除しながら東グータを制圧したいのです。

アメリカとしてはシリアでロシアと間接的な戦争をしています。だからシリア内戦終結は、ロシアを困らせる間接的な戦争を失うことを意味します。これではアメリカが困るから、国連を用いてシリア内戦の長期化を選びました。

シリア内戦の人道支援目的の停戦は、見た目は良いのですが、中身は内戦の長期化です。どちらが正しいか?それは視点で異なります。

アサド政権・ロシア軍がこれから7日間砲爆撃を続けるならば、東グータを制圧することは明らか。そして、東グータが陥落すれば、シリア内戦の終わりの時です。

"東グータの陥落はシリア内戦の終わりを意味する" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント