海上交通路と水中ドローン

■予兆
 サウジアラビアのタンカー2隻が攻撃された。ノルウェー保険会社は水中ドローンによる攻撃と報告。これは新たな攻撃手段だから日本の海上交通路としても脅威。何故なら性能は低くても大量に使えば効果は有る。ドローンは数機運用ではなく、100機以上の大量運用を想定されている。

EXCLUSIVE-サウジ船攻撃、イラン革命防衛隊関与の疑い=ノルウェー保険会社
https://jp.reuters.com/article/saudi-tanker-attack-idJPKCN1SN2KP

■大量運用
 サウジアラビアのタンカー2隻が攻撃されたが、爆発物は30から50キログラムと推定されている。破壊力も低く水中ドローンの移動速度も遅い。これでは移動速度の早い駆逐艦などを直接攻撃できない。

 だが待ち伏せ型であれば驚異となる。爆薬30キログラムを搭載した水中ドローンを大量に用意する。水中ドローンにはAIを搭載し、10m間隔で移動するようにプログラムする。そして目標を探知すると水中ドローンが四方から接近して自爆する。

 水中ドローンを碁盤の目の様に配置して待ち伏せさせれば、海路を航行する船舶は水中ドローンの群れの中に飛び込むことになる。そうなれば探知された船舶は四方から水中ドローンの自爆攻撃を受けることになる。

 水中ドローンは接近する船舶に突入できる速度で良い。海路は限定されるので、目標から水中ドローンに飛び込んでくる。水中ドローンが100機を越えれば、船舶は網の中に飛び込む魚と同じ。

■迎撃困難
 現段階では水中ドローンの探知と迎撃が困難。目標が小さいことと迎撃手段が無いのが現実。さらに魚に偽装した場合は形状だけでは探知できない。アメリカは空中ドローンの探知と迎撃手段は研究開発しているが、水中ドローンの探知と迎撃を研究開発しているとは聞いていない。

 現段階で100機以上の水中ドローンを運用されたら、海上交通路は容易に遮断されてしまう。これは日本の安全保障としても問題なのだが、このための研究開発費が増加したとは聞いていない。

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