イスラム国の終焉と現在の状況

■包囲されたイスラム国
イラク国境に近いバグズでイスラム国は包囲されている。過去半年間に戦闘員1000人がイラクに逃げたらしい。バグズで戦闘している戦闘員の人数は不明。だがイスラム国の終焉が近づいている。

■基本から見た全体像
軍隊が市街戦を行う時の基本的な流れを紹介したい。

市街への攻撃側(市街の包囲が基本)
第1段階(1週間):二方向から市街に接近し敵と接触する。

第2段階(2週間):市街地外苑に自軍の主力部隊を展開させる。さらに兵站基地を設定する。
         市街地には砲爆撃を行い敵軍を分散させる。

第3段階(2日間):砲爆撃による支援により、歩兵を市街地に突入させる。

第4段階(3週間):市街地を区分化し、区画を一つ一つ潰す区分殲滅を行う。
         状況により、包囲の一部を開けて敵に逃げ道を与える。これは逃げる敵を攻撃するため。

アメリカ軍に支援されたSDFは第3段階から第4段階に移行したと思われる。作戦範囲を区画化し包囲の輪を小さくしている。さらに意図的に逃げ道を与え、イスラム国の戦闘員が脱出するように仕向けているはず。

■戦闘員と民間人の選別
アメリカ軍がSDFを支援しているならば、基本的には戦闘員と民間人の選別を行いながら区画掃討をしているはず。これは事前に民間人用の脱出口を指定しておき、指定された場所と時間に検問所に来る方式。

イスラム国戦闘員が紛れ込むことが前提で、検問所に来た人間を個別に調査する。複数から一人に分けることで戦闘員から人質を引き離すことができる。

■区画掃討
一度包囲されたら食糧・水・医薬品が遮断される。そうなれば民間人も戦闘員も日々食糧を消費する。こうなれば兵糧攻めになり、時間経過と共にイスラム国戦闘員は消耗する。民間人も苦しむが、戦闘員の戦闘力低下を待っている段階。

■イスラム国終焉の次に来るもの
イスラム国は間もなく終わる。都市に籠もっても外部からの支援が無ければ一ヶ月で消耗する。都市に籠もるのは外部からの支援が有れば有効。無ければ時間稼ぎだけ。

イスラム国が消滅すれば新たなテロ組織が生まれるが、トルコは公言通りシリアのクルド人武装組織を攻撃する可能性が有る。そうなればトルコとシリアの国家間の戦争に移行すると思われる。

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