ハワイと海南島

「ハワイと海南島」

■ハワイは観光を名目に軍事化された
アメリカがハワイを獲得すると、観光を目的として整備を開始する。観光客を受け入れ入れるから、大型客船が入港できる様にした。観光を目的とした整備だが、目的はハワイの軍事基地化だった。大型客船が入港できる港ならば、大型戦艦でも入港できる。アメリカは軍事基地化を悟られないように、大々的にハワイの観光地化を推し進めた。

観光目的で整備するのは良いことだが、それが真実とは限らない典型例となる。ハワイは太平洋上で重要な位置に存在し、アメリカ海軍が太平洋で作戦を行うための基地になった。しかもハワイを中継し、アメリカはアジアまで作戦できるようになった。

アメリカ海軍が太平洋で作戦すると、整備するためにアメリカ本土まで戻る必要画が有る。だがハワイを基地化すれば、アメリカ海軍はハワイで整備できる。これは西太平洋とアジアで作戦するには重要で、アメリカ海軍の作戦範囲を拡大することができた。

■中国の海南島
中国は海南島を自由貿易化と観光地化を進めている。自由貿易化を行えば、大型コンテナ船などを受け入れることになる。さらに観光地化ならば、大型客船を入港させる。これには300メートルクラスの船でも入港できる港の整備が求められる。300メートルの船でも入港できることは、大型輸送船も大型艦も入港できることを意味している。

中国は貿易と観光を隠れ蓑に、海南島の軍事基地化を推し進めている。海南島を拠点とし、台湾海峡と南シナ海を管制することは明らか。それだけ海南島の整備は日米には脅威となる。

■大陸国家と海洋国家
地政学から見れば、大陸国家は土地から資産を得ている。土地から資産を得るので、必要性で思考する。しかも土地から資産を得るから、土地の独占・占領が必要性として導かれる。大陸国家は土地を独占して効率良く利益を得るために、上下の身分関係が支配関係になる。そのため大陸国家の政治は、国内では独裁で外国には民主的に振舞う様になる。

海洋国家は海から利益を得るが、海は独占できないから優先利用になっている。しかも燃料や食料が尽きれば漂流するので、海洋国家の思考は可能性になった。海洋国家は外国と貿易で利益を得るから、自国が有利になる様に取引をする。すると貿易は独裁的な傾向を生む。海洋国家の政治は国内では民主的になり、国外に対しては独裁になっています。

大陸国家と海洋国家の地政学的特徴は、紀元前のペロポネソス戦争から確認されています。それだけ地政学的特徴は、3000年ほど不変の価値なのです。

■中国は大陸国家
大陸国家は陸戦で土地を占領する様に、海も独占する性癖を持ちます。これは有益な特徴で、中国も大陸国家だから海を独占することは間違いありません。ローマとカルタゴが戦争すると、カルタゴはローマが海の優先利用を目的としていると誤認しました。実際のローマは海の独占を目的としていました。

カルタゴがローマの目的を知った時は、時が遅くローマに対応できませんでした。カルタゴは海洋国家ですが、ローマが自分たちと同じだと思い込んだのです。実際のローマは大陸国家であり、ローマも海を独占するために戦争しました。

ローマとカルタゴの戦史は、海洋国家に教訓を残しました。それは大陸国家が海に進出すると、必ず海を独占する教訓です。実際に海洋国家イギリスは、カルタゴを教訓として大陸に干渉と関与で対抗しています。イギリスは大陸に干渉と関与で、大陸に強大な一つの国家が生まれないようにしたのです。

■遅すぎる日米の対応
日米は海洋国家ですが、中国に干渉と関与を控えています。だから中国は年々強大化し、海外進出を推し進めています。中国の太平洋進出は叶いませんでしたが、南シナ海とインド洋進出は叶いました。

これで中国は南シナ海とインド洋で基地化を進め、日米の海上交通路を独占できるようにしています。ですが日本国内では、野党とメディア連合でモリカケ魔女裁判が行われている。これで中国の脅威に対応できるのか?

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