中国のインド洋進出とアメリカ海軍の存在感

中国はインド洋に駆逐艦・護衛艦7隻、揚陸艦1隻、補給艦3隻を派遣した。行先はモルディブではないかと疑われています。モルディブは政情不安で、中国が主導する一帯一路に参加しています。この場合、中国はモルディブの政情不安を悪用して駐留する可能性が有ります。

本来はアメリカ海軍が動くはずですが・・・、現段階ではアメリカ海軍からはコメントが出ていません。しかもアメリカ政府からもコメントが出ていないので、これまで都は異なった反応に驚いています。

何故なら、海洋国家から見れば大陸国家の海洋進出は悪夢。だから大陸国家が海洋進出を必ず阻止するのが海洋国家なのです。放置しているのはアメリカの罠ではなく、本気で海洋国家の本質を忘れているかもしれません。

中国は大陸国家で必要性で動きます。陸戦はその場に留まり土地を占領できます。だから陸戦は必要性の世界観です。それに対して海洋国家は可能性で動きます。海戦はその場に留まり海域を占領できません。何故なら、燃料が尽きれば漂流するからです。

海戦は基地から戦場まで往復する範囲であり、継続的に往復できることが条件です。しかも敵よりも60%の優先利用で海域の制海権を獲得します。

陸戦:必要性・占領
海戦:可能性・優先

陸戦と海戦は認識が違いますが、大陸国家は海戦にも陸戦思想を持ち込む習性を持ちます、これは紀元前の地中海世界で行われた、ローマとカルタゴの戦いが始祖と言われています。

このため大陸国家と海洋国家の対立構造は、本質的に3000年間不変です。カルタゴはローマが海の優先利用を求めていると誤認しましたが、ローマは海の独占を求めていました。カルタゴがローマの目的を知った時は手遅れで、カルタゴは政治と戦略を誤り滅亡しました。

このことをアメリカ海軍は知っているはずですが、中国海軍の海洋進出を阻止しないことは危険です。それだけアメリカ海軍は戦略を忘れているからです。


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