北朝鮮の間接的な戦争

北朝鮮「米国に対話求めず」=南北首脳会談の準備示唆
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180217-00000061-jij-kr

「謀略競争は歴史の常識」

一番良い策は、相手国を怒らせて相手国から戦争を始めさせること。それも相手国の国民が怒り、自国の政権を支持して戦争を始めるさせるのが良い策。

民主主義は国民の総意で成立しています。民主主義は「国民は公正無私の立場で選良を選ぶ」という仮説により成り立つので、仮説が崩れると衆愚政治や扇動政治に陥る欠点を持ちます。

民主主義     :個人の利益よりも全体の利益を優先した多数決。
衆愚政治・扇動政治:個人の利益を全体の利益にした多数決。

戦前のアメリカは日本を敵視しました。そこでアメリカは日本を怒らせて、日本から開戦するように仕向けました。アメリカは日本国民が怒るように仕掛けています。日本国民はアメリカに怒って当時の日本政府を支持しました。当時の日本政府は、国民の民意に押されて開戦しました。

戦後日本で民主党が政権を獲得した時はどうでしたか?

メディアに扇動された有権者が民主党を支持しました。これで民主党が政権を獲得しましたが、その後民主党に騙されたことに気付いています。

19世紀のプロイセンのビスマルクは、フランスを怒らせる策略を考えました。公になっている流れでは、ビスマルクは立場を利用しました。ビスマルクはフランスとプロイセン間の外交電文を編集し、プロイセンに都合が良い外交電文を公にしました。

これを知ったフランス国民は激怒。フランス国民は政権を支持し、フランス政権は国民の民意に押されて戦争を開始しました。ですが、戦争準備していたプロイセンと同盟国の迎撃に会い敗退しています。

この戦争は後に、普仏戦争と呼ばれるようになりました。

北朝鮮は機関紙を用いてアメリカを否定しています。同時にアメリカ抜きの南北会談を示唆しています。これは強国であるアメリカを間接的に否定する行為です。国際社会では、強国が仲介者になり会談を主宰するのが基本です。

当事国同士の北朝鮮と韓国が仲介国抜きに会談することは、見た目には良いことです。見た目には緊張緩和に見えるのですが、実際は強国の存在を否定する行為なのです。

今の平和は強国に都合が良いルールです。北朝鮮はアメリカ抜きにすることで、今の平和のルールを否定しています。北朝鮮は間接的にアメリカに戦争を売り付けて、意図的にアメリカが怒るように仕向けています。

現段階ではアメリカ政権が怒るだけで、アメリカ国民が怒ることはありません。北朝鮮がアメリカ国民を怒らせる策に出たら要注意です。ビスマルクは密かに同盟国と連合し、それからフランス国民を怒らせました。

北朝鮮は中国とロシアと連合し、アメリカ国民を怒らせる。怒ったアメリカ国民が政権を支持して開戦したら?普仏戦争の再現になるかもしれません。




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