チベット・ウイグルが中国から分離独立する可能性

■現状
 チベット・ウイグルは中国に併合された。国家が国民に人権を与えるから、国家が消滅すれば国民は無人権になる。チベット・ウイグルは典型例となった。中国に併合されても人権は100%にはならない。これが現実なのだ。

■分離独立は難しい
 チベット・ウイグルが中国から分離独立することは可能。だが分離独立を実行することは難しい。分離独立は中国から利益を奪う行為だから、中国共産党は過激に対応する。しかも分離独立は戦争だから、日本で生活するチベット人・ウイグル人は日本のメディア・知識人・司法機関から犯罪者扱いされる。

 丸山穂高議員が北方領土を戦争で奪還する発言をすると、丸山穂高議員は犯罪者扱い。日本では戦争は国内犯罪と同じ悪と断定されている。だから戦争など言語道断。

 国際社会では「戦争は政治の延長であり戦争も政治の一つ」。だが日本では理解できることは正義で、理解できないことは悪と言う安直な善悪論が蔓延している。だから戦争でも良い戦争を悪い戦争が有ることを理解しない。

 チベット人・ウイグル人が分離独立を選べば、日本では犯罪者認定される。そしてチベット人・ウイグル人は犯罪者として逮捕され、中国に強制送還するだろう。分離独立を選ぶなら日本から出て外国に行くしかない。

 仮に分離独立を選ぶと、独立戦争を3年以上継続することで外国からの支援が得られる。理由は支援を得てから独立戦争を開始しても、途中で止める可能性が有る。だから3年以上独立戦争を継続しないと支援は得られない。

 しかもチベット・ウイグルは内陸に位置するから、海洋国家アメリカ・日本の支援は難しい。何故なら海洋国家は海から内陸まで200kmが侵攻限界。これは戦争史3000年の経験則。

 海洋国家アメリカ・日本は海岸から200kmまでしか関与できない。日米ができることは干渉だけ。だからチベット・ウイグルの分離独立は、大陸国家ロシアの領域になる。

■食料不足が原因の無政府状態
 チベット・ウイグルは中国の連邦国家としての一部として生きるのが現状。連邦国家としての一部として独立し、人権を回復することが今の選択肢。だが米中貿易戦争で選択肢が増えたことを説明できる。

 端的に言えば、中国が無政府状態になれば、チベット・ウイグルは中国から分離独立ができる。この可能性は米中貿易戦争の激化で高くなった。何故なら中国は農業生産力が低下しており、外国から食料を輸入する国になっている。だから米中貿易戦争で食料輸入が減少するか価格高騰すると、食料を買えるのは富裕層だけ。

 中国は急速な近代化に成功したが、これは農業を犠牲にした近代化。農業従事者が工業に移動したが、農業生産は人間の不足分を補っていない。つまり中国の農業は機械化が遅れている。近代化するなら農業の近代化も必要。そうしなければ国内の食料生産は減少するが増加しない。

 米中貿易戦争が悪化して中国の食料輸入が減少すると、中国国内の食料価格は高騰。さらに災害で食料生産が低下すると、中国の食料価格は暴騰する。そして世界規模の気候変動で食料生産が低下すれば、世界規模で食料不足に陥る。そうなれば世界規模の価格高騰。これは中国が食料を輸入したくても出来ない。

 そうなれば食料を求めて中国国民が暴動を起こすことになる。中国では食料不足は易姓革命の種。中国が農業を犠牲にした近代化を撰んだことで、外国のブロック経済に対抗できなくなった。これで中国を無政府状態にする可能性が高くなった。

■第三次世界大戦の敗北で無政府状態
 中国の一帯一路は経済圏。だが中身は中国の覇権拡大が目的。今の経済圏はアメリカの覇権。アメリカは世界の警察を自称して世界各地に軍隊を派遣した。アメリカは世界各地に基地を置き、付近でテロや紛争が発生すれば軍隊を投入した。

 アメリカは世界平和を大義名分に、アメリカの覇権を拡大・維持した。中国の一帯一路も同じ。つまり中国の一帯一路は、アメリカの平和を否定する行為。だからアメリカは中国と対立し、米中貿易戦争と言う目に見える形まで先鋭化した。

 米中貿易戦争は米中の間接的な戦争。つまり第三次世界大戦は間接的に始まっている。その一つがイランとアメリカの対立。アメリカは突然イランを攻撃する可能性を高めた。イランの動きから空母打撃群と爆撃機をイラン近辺に派遣。

 イランは一帯一路の中継地点であり、陸路と海路が存在する国。イランを攻撃すれば一帯一路を遮断する。経済圏は安定して利用できることが条件だから、イランを攻撃すれば一帯一路を機能停止にできる。

 一帯一路の陸路と海路が遮断されるなら旨味は無い。注文して明日商品が届くなら良いが、注文しても何時届くのか不明では無価値。ならば一帯一路加盟国は離脱する。だからアメリカは間接的な戦争をイランで行うのだ。アメリカの主敵は中国だから、第三次世界大戦は既に始まっている。
 
 第三次世界大戦が始まれば戦勝国は?何年も戦争が続き終わる。その時アメリカが勝利すれば?中国は敗戦国になり、中国は無政府状態に陥ることになる。

 中国人民解放軍は近代化したが、アメリカ軍に勝てるまで近代化していない。しかも中国共産党は人民解放軍の反乱を恐れているので、海岸部には有力な基地を置いていない。人民解放軍用の製造施設などは北京周辺しか存在しない。

 これは外国との戦争では不利で、生産・輸送・備蓄などを総力戦で実行できない。人民解放軍海軍は致命的で、常に黄海・東シナ海を中継しなければならない。人民解放軍海軍の出入り口は黄海しか無いのだ。
 
 これは日米海軍が黄海に機雷を敷設すれば、人民解放軍海軍は渤海に閉じ込められてしまう。そうなれば中国の原子力潜水艦は、太平洋から帰還する基地を奪われる。仮に南シナ海の基地に移動しても、大規模な整備は不可能。人民解放軍海軍の空母・潜水艦を整備できる基地は、北京周辺にしか存在しない。だから中国は外国との戦争に不利なのだ。

■チベット・ウイグルの未来
 この可能性は、アメリカがイランを攻撃することで可能性が高まる。米中貿易戦争も激化して中国への食料輸出も制限するだろう。そうなれば中国は、食料不足の暴動と一帯一路の機能停止で苦しむことになる。これに派閥争いが加われば、中国は無政府状態に陥る可能性が高まる。

 チベット・ウイグルの未来は自ら切り開けない。だがイランへの攻撃が始まれば、未来が手に届くことを意味する。


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