軍事を背景にしなければ北方領土は戻らない

国際社会の基本は「外交と軍事」

交渉には交渉材料が必要だが、外交において次の二つは絶対に軽視してはならない。
1:寛容と忍耐をもってしては人間の敵意は決して消えない。
2:報酬と経済援助を与えても敵対関係は好転しない。

この結果、交渉材料は覇権となる。同時に覇権は容易には譲歩できないから、相手が譲歩しても自国が国益を失わない交渉材料に限定される。

理想的な外交と軍事
「軍事力を用いて相手国から奪い取り、それの返還を交渉における交渉材料にすること」

典型例1:18世紀プロイセン(ドイツの母体)
プロイセンのフリードリヒ大王は、ブランデンブルグ選挙公の肩書を持っていた。オーストリア皇帝の継承は選挙をによる投票で選ばれる。フリードリヒ大王は選挙権を交渉材料とし、オーストリアのシレジアを要求。

典型例2:シレジア戦後
オーストリアは対プロイセン同盟を持っていた。プロイセンは対プロイセン同盟を解除させる目的で、先制攻撃によりオーストラリアのサキソニアを奪取。その後サキソニアの返還交渉を材料に対プロイセン同盟を解除交渉を計画。

典型例3:北朝鮮による拉致
北朝鮮は日本人を拉致し、返還交渉を用いて日本から食料・金などを要求。

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ロシアの北方領土問題は、フリードリヒ大王が行ったシレジアと同じ手法を用いている。

「軍事力を用いて相手国から奪い取り、それの返還を交渉における交渉材料にすること」

ソ連が日本から北方領土を奪ったが、ロシアは返還を交渉材料にしている。だがロシアは日本に返還する意思は無いから、「有り得そうな不可能」になっている。

対抗策は日本も軍事を背景にロシアに対抗する。アメリカと連合してロシアに軍事的圧力を加える。アメリカとしても、南樺太・北方四島・千島列島が日本に戻ることは好ましい。

何故ならロシアの領土が減れば、ロシアが太平洋に出る海路が限定される。

南樺太・北方四島・千島列島・北海道に日米共同基地を置くと、ロシア海軍の太平洋進出を遮断可能。ロシア海軍潜水艦は永遠に太平洋には出られない。

だからロシアは北方領土を絶対に日本に返還しない。同時にアメリカ軍基地が置かれることを極端に嫌う。

サンフランシスコ講和条約で南樺太・千島列島の帰属は定まっていない。ロシアはこれを悪用している。帰属が定まっていないならば主権は日本に有ることを意味する。ロシアは主権を日本に放棄するように共用する理由。

日本も軍事を背景に外交を行うべきだ。

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