日本の戦い方

大陸国家と海洋国家の戦争は3000年続くが基本は不変。海軍でも大陸国家は数で戦い海洋国家は質で戦う。大陸国家が海に進出すると必ず数を揃えている。海洋国家は数で負けるから正面戦闘はしない。その代り大陸国家に対して牽制艦隊(Fleet in being)で対抗した。

牽制艦隊は海で行う持久戦で、自艦隊からは攻撃しないで敵艦隊との決戦を回避する。敵艦隊とは一定の距離を保ち牽制する。海の持久戦とは言え最後には決戦を挑む決戦戦略だから、敵艦隊が油断すれば決戦を行うのが牽制艦隊。

大陸国家が海洋国家に対して数で挑むことは明らか。そこで海洋国家の海軍は大陸の海岸線に置かれた大陸の出撃基地を破壊した。

出撃基地を破壊されたら数で圧倒できない。不完全な破壊でも海洋国家の海軍は執拗に敵基地を攻撃した。それに出撃基地を破壊されたら海洋国家へ侵攻することが困難になる。

中東戦争で敵空軍基地を攻撃すると一気に戦力が低下。この原因は戦闘機を撃墜したからではない。滑走路が破壊されて戦闘機が出撃できない。50機運用の空軍基地が滑走路を破壊されたら、これらの戦闘機は撃墜されていなくても運用不可能。一気に50機が使えない。

中国軍が日本に侵攻する場合も海洋国家の基本を使うことで対抗できる。中国軍が骨董品の航空機や艦船を無人化させ日本に向けて出撃させることが想定されている。

日本が敵基地攻撃能力を持てばどうなるか?

敵空軍基地の滑走路を破壊すれば数の利点を奪える。敵海軍基地を破壊すれば艦船は修理困難。

大陸国家が海洋国家に侵攻するには海岸に出撃基地が必要。空軍基地と海軍基地が出撃基地。日米が出撃基地を攻撃することで大陸国家の数に対抗できます。

中国が数を用いるとしても出撃基地を破壊されたら日本への侵攻は不可能。中国・ロシアが日本の敵基地攻撃能力を持つことを嫌がる理由です。

基本は不変。変わるのは技術。今ではミサイルを用いて敵空軍基地を攻撃できる。日米の空母艦隊で敵基地を攻撃することが必要。

アメリカ軍はフロム・ザ・シー構想で海から大陸に火力を投射する。日本はこの構想に遅れているが、日本では軽視されているのが問題。何故なら海洋国家の基本的な戦い方を知らないからだ。

技術の問題は技術で解決する。運用の問題は運用で解決する。だが技術で運用の問題を解決できると誤認している者が多い。

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