「騙す北朝鮮が平常運転」

「騙す北朝鮮が平常運転」
氏名 上岡 龍次

■狡猾な北朝鮮
北朝鮮は核弾頭でアメリカを恫喝したが、トランプ大統領の軍事的圧力を受けて非核化に方針変更。米朝首脳会談が行われ世界は称賛した。だが北朝鮮は常に嘘をつく国。これが定番で、今回も騙すことが目的だった。

■北朝鮮のパフォーマンス
北朝鮮は核実験施設を破壊したが、核弾頭と弾道ミサイルの生産工場は破壊していない。北朝鮮は常に偵察衛星で監視されているが、早くから北朝鮮の本気度を疑う声が出ていた。

北朝鮮、核兵器製造の継続隠蔽か 米紙
http://www.afpbb.com/articles/-/3180710

北朝鮮は非核化を選んだが、本気なら核弾頭と弾道ミサイルの生産工場から破壊する。これで世界は信用する。

実際の北朝鮮は核兵器製造施設を維持し、その動きを偵察衛星で見られている。これを知らない北朝鮮ではない。北朝鮮は偵察衛星で動きを知られることを前提に、意図的に世界に見せつけていると思われる。

■時間稼ぎ
北朝鮮が非核化をすると言う限り、アメリカは容易には北朝鮮を攻撃できない。偵察衛星で北朝鮮に疑惑が有るが、この段階では北朝鮮を攻撃する大義名分にはならない。これが国際社会。

イラクのフセイン大統領は大量破壊兵器の保有を臭わせた。保有意思の公表は間接的な最後通牒に該当します。アメリカは国連決議を間接的な宣戦布告とし、イラク戦争(2003年3月20日 ? 2011年12月15日)を開始しています。

先制攻撃の区分
攻勢攻撃(Offensive Attack):国際社会で否定される
敵国の国防線を踏み破って奇襲攻撃を仕掛ける。

防勢攻撃(Defensive Attack):国際社会で肯定される
自国の国防線の中で脅威国が戦争準備した段階で先制攻撃する。

国際社会では開戦は今の平和を否定する行為。だから軍隊を用いた開戦は悪にされます。だからアメリカは北朝鮮を攻撃できません。

ですが北朝鮮が非核化を放棄し核兵器保有を宣言すれば、アメリカは防勢攻撃としての先制攻撃が可能になります。この様な抜け穴が有るのが国際社会。

北朝鮮は国際社会の抜け穴を知っており、アメリカが用意には攻撃できない様にしています。だから北朝鮮は時間稼ぎができるのです。

■昨年ならば攻撃できた
昨年の北朝鮮は核弾頭でアメリカを恫喝しました。ですがトランプ大統領は北朝鮮を攻撃していません。国際社会の抜け穴を利用し、北朝鮮を攻撃できる大義名分を得ていました。それでも攻撃しませんでした。

制限戦争論:キッシンジャー(アメリカ)
「交渉と戦闘は段階的に推進すべき。戦略の目的は敵政治意志の譲歩であって敵軍の撃破ではない」

トランプ大統領は制限戦争を採用していると思われるので、軍事的圧力で北朝鮮の政治的譲歩を求めました。だから北朝鮮が核弾頭で恫喝しても、トランプ大統領は軍事的圧力で終わらせたのです。

実際に北朝鮮が政治的譲歩を行うと、アメリカの軍事的圧力も段階的に下がりました。世界は戦争を回避しましたが、北朝鮮が生き残る道をトランプ大統領が与えたのです。

■今後は段階的に戦争へ向かう
これまでは北朝鮮が主導権を持っています。ですが今後は北朝鮮の動きに合わせ、アメリカの軍事的圧力は段階的に上がります。これを知っているから北朝鮮は、非核化を選ぶのです。

北朝鮮は表向き非核化を行い、裏では核開発を継続します。これは北朝鮮の時間稼ぎですが、アメリカは証拠を集めながら段階的に北朝鮮への圧力を加えます。

アメリカでも大義名分無き開戦は行えません。アメリカの大義名分は北朝鮮の非核化放棄。北朝鮮が非核化を放棄すれば、アメリカは開戦の大義名分にします。ですが北朝鮮も知っているから、容易には非核化を放棄しません。

これからは我慢比べ。北朝鮮が我慢できなくなるまでアメリカの軍事的圧力は段階的に上がります。それまでは睨み合いが続きます。

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