中国の拡大とロシアの縮小

「中国の拡大とロシアの縮小」

■地位の逆転
ロシアはプーチン大統領に率いられ、過去の栄光を取り戻すために邁進した。急速なロシアの成長はプーチン大統領の手腕が有ったことは事実。だがリシア空爆で全てが変化した。アメリカがシリア空爆を示唆すると、ロシアは反撃を仄めかした。実際にアメリカ主導のシリア空爆が実行されると、現地のロシア軍は反撃しない。これはプーチン大統領の決断が原因だから、プーチン大統領の地位が低下することになる。

中国は常に強気であり、軍事力を背景に南シナ海に基地を建設した。アメリカは中国に反発するが、引かぬ中国は地位を拡大する。これは指導者の決断の違い。中国は地位を拡大し、ロシアは地位を縮小させた。

■軍事力を背景に外交をする
中国は軍事を背景にした外交を行い、南シナ海への進出に成功する。だがロシアはプーチン大統領が決断しなかったことで、シリアの存在感が一気に低下した。なぜなら現地のロシア軍が反撃しないのであれば、ロシア軍は張子の虎だと認識される。トランプ大統領がシリア空爆を示唆したから、ロシア軍は反撃を仄めかした。ならばロシア軍は反撃しなければ、プーチン大統領は決断できない男だと認識される。

アメリカ主導のシリア空爆が実行され後は、ロシアの存在感は中国の存在感に消されていく。中国は軍事力を見せつけながら外交を行うから、アメリカは中国を無視できなくなっている。

北朝鮮と韓国の会談にも中国が干渉し、さらに米朝首脳会談にも中国が干渉するようになる。米朝首脳会談が中止される可能性が高まると、中国は北朝鮮とアメリカに冷静になる様に働きかける。中国の行動は、国際社会では強国の振る舞い。これをアメリカは苦々しい思いで見ているだろうが、表面上は黙認している。それだけ中国が強国だと認めた証だ。

■干渉できないプーチン大統領
プーチン大統領は米朝首脳会談に干渉することができず、アジアでの存在感を示すことができない。これで北朝鮮の覇権は中国が握ったことになる。覇権は言葉による指導力だから、ロシアの覇権はアジアから縮小した。

プーチン大統領はロシア軍の近代化を行ったのは事実。だが軍事力を用いた外交までは戦力が不足している。これを隠す目的で過剰に宣伝したが、実際はロシア軍の戦力は外国と戦争するまで育成されていない。だからプーチン大統領は動けない。

■核兵器に依存する国
国家戦略は軍事を背景に外交を行うから、軍事力が無ければ外交は行えない。

国家戦略=外交×軍事

通常戦力で劣る国は核兵器に依存する。なぜなら核兵器さえ持てば通常戦力の代替になり、核兵器を背景に外交が行える。つまり核兵器を宣伝する国は、暗に自国の軍隊が通常戦力では戦争ができないことを意味しています。ロシアも新兵器として核兵器を宣伝する様になり、通常戦力では戦争ができない国だと宣伝した。

■北方領土問題と日本
最近のロシアは日本に接近しているが、これはシリアで反撃できなかったことから逃げるため。プーチン大統領は日本相手ならば外交が行えると日本を甘く見ている。日本は軍事力を背景に外交を行わないから、プーチン大統領から見れば日本は有難い存在。

プーチン大統領は日本と北方領土問題を話し合い、日本から経済的利益をえることを目的としている。これで外交的な勝利を獲得し、国内向けのパフォーマンスとして使われるのは間違いない。シリアで低下したプーチン大統領の地位を、日本を用いて回復させるためだ。

日本は軍事力を背景に外交をすれば良いのだが、しないから北方領土問題でプーチン大統領に食い物にされる。信頼関係が大事だと言いながら、日本の国益を無視することが続いている。

日本は国際社会の基本を採用し、軍事力を背景に外交をすべきなのだ。そして南樺太・北方四島・千島列島を取り戻す外交をすべき。

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