冷戦時代になるかならないかの基準

アメリカとロシアは核兵器開発でお互いに恫喝しています。現段階は核兵器を用いた恫喝ですが、真に核兵器を優先しているかは不明です。表向きは威勢良く核開発を見せつけて、実際は実験室レベルかもしれません。

国家戦略=外交×軍事

外交は軍事力を背景に行います。だから北朝鮮の様に通常兵器で劣る国は核兵器に依存します。ですが核開発を優先すると、通常兵器に回すお金と人材が減少します。

これは米ソ冷戦時代でも同じで、米ソは核開発に邁進しました。すると核弾頭を投射するだけになり、米ソから戦術・戦略が消えうせました。米ソの通常兵器は次第に陳腐化し、核兵器だけが新しくなります。核弾頭を投射するだけなら、通常兵器は軽視され、その結果戦略が消えうせるのです。

さらに米ソは、核開発で資金を消費しました。ソ連は経済難で苦しみ脱落します。アメリカは辛うじて最後まで立っていたから、冷戦で勝利を勝ち取りました。

ですが冷戦が終わると、アメリカの敵は経済になっていました。アメリカ経済は落ち込み、日本が経済で優位を得ていました。それだけ核開発・核運用は国力を消耗します。

核運用だけでも金食い虫です。弾道ミサイルのメンテナンスは、一日点検、三日点検、七日点検、一か月点検、半年点検、一年点検など常にメンテナンスが必要です。そうしなければ事故の元だし、発射できないことが明らかになったからです。

弾道ミサイルを配備するだけで毎日大金を消費します。確実に弾道ミサイルを発射するには、日々のメンテナンスは必要です。しかも弾道ミサイル運用部隊は、基本的に4交代制で行われました。

核基地運用の人員は核保有国の負担になり、核兵器を保有するだけで国力を消耗しました。それを米ソ冷戦時代で世界に示し、冷戦後も北朝鮮が示しています。

今のアメリカとロシアが真に核開発を優先すれば、アメリカとロシアの国力は衰退へ進みます。これは今後の基準となり、核開発を優先すれば冷戦による平和が訪れます。

アメリカとロシアは核開発で国力を消耗し、直接戦争できないから代理戦争で間接的な戦争をする道を選びます。これは実際に米ソ冷戦時代に行われています。

新型核兵器が実戦配備されたら、それが基準です。



あなたも国際政治を予測できる! 最強兵器としての地政学
ハート出版
藤井 厳喜

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