次に備えるロシアと対応に遅れるアメリカ

ロシア、新型兵器200種以上をシリアで試験使用
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180223-00000027-jij_afp-int

内戦が新兵器の実験場なのは暗黙の了解。ロシアはこのことを明らかにしたから、余程実験結果が良かった様だ。新兵器は使うと問題が出るのが当たり前。それを戦場で使えば被害甚大。これを回避するには、低強度の紛争で実験するのが最適です。

そのため、内戦は新兵器の実験場として使われ、次の戦争に備えたジャンプ台になっています。スペイン内戦も新兵器の実験場にされ、第二次世界大戦で猛威を振るいました。

ロシアは大規模に実験を行い、精度を確認しながら兵器の問題点を見つけ出したようです。さらに耐久性も確認したのでしょう。そうでなければ、新兵器の実験場であることを公言しません。

明らかにロシアは、次の戦争に備えた準備を進めています。

21世紀になると、多くの人が「これからは非対称戦争だ」と言いました。ですが松村閣下(故人)は、戦史から今は季節の変わり目と同じで、国家間の戦争を予期しました。

3000年の戦争史を見れば、戦争と戦争の間には必ず非対称戦争の様な時代が有りました。テロ・ゲリラとの戦いがこれからの戦争だと思われましたが、これは季節の変わり目と同じ現象です。

アメリカ軍は21世紀からテロ・ゲリラとの戦いでした。アメリカ軍は正規軍との戦闘を前提としていたので、装備・訓練・運用は対テロ・対ゲリラ戦に不向きでした。そこでアメリカ軍は、10年の歳月をかけて装備・訓練・運用を対テロ・対ゲリラ戦用に変えていきました。

この流れを見て、多くの人が非対称戦争の時代だと誤認したのです。

対テロ・対ゲリラ戦の時代は終わりつつあり、再び国家間の戦争に回帰する流れに向かっています。だから正規軍との戦闘を前提とした兵器開発と、対テロ・対ゲリラ戦を前提とした兵器開発では本質的に異なります。

この点で見れば、アメリカ軍は兵器開発・運用・訓練でロシア軍から遅れていると言えます。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック