駆逐艦と護衛艦は戦艦ではない。そして豆知識

中国海軍の艦隊がインド洋航行、モルディブでは非常事態宣言発令中
https://jp.reuters.com/article/maldives-politics-china-idJPKCN1G509N

デストロイヤー(駆逐艦)やフリゲート(護衛艦)が主力戦艦とは・・・。誤訳なのか不明ですが、戦艦ではありません。日本でも戦艦と記述する人がいるのですが、何故が戦艦が使われる。指摘しても改善しないのも不思議です。

実はデストロイヤーとフリゲートの区別も曖昧で、基準を明確にする白人でさえ定義を定めていません。戦艦・巡洋艦・駆逐艦などは軍縮条約で定義が定められましたが、駆逐艦と護衛艦に関しては曖昧なままです。

だから、その国がデストロイヤーと言えばデストロイヤーになり、フリゲートと言えばフリゲートになるのが現実です。英米方式は対艦・対空戦闘用の艦をデストロイヤーとし、対潜水艦作戦や護衛任務にはフリゲートを使う様にしています。アメリカは金が有るので、護衛任務にもデストロイヤーを使います。だからアメリカ海軍からフリゲートは消えています。

フランス海軍の場合は、外洋で作戦する大型艦はフリゲートとしています。だから英米基準ではデストロイヤーと区分されています。

ドイツ海軍はデストロイヤーをブロック構造で造り、対艦戦用をデストロイヤーとし、対潜水艦作戦用をフリゲートとしています。ですが英米基準ではデストロイヤー・エスコートになります。

この様に各国で概念が異なるのが現実です。

日本の海上自衛隊は日本語で護衛艦としていますが、記号ではフリゲートのFではなくデストロイヤーであるDを用いています。だから英語ではデストロイヤーですが日本語では護衛艦としています。

戦後日本の名称による誤魔化しだと思われますが、結果的にはフランス海軍の外洋作戦用のフリゲートと同じです。




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